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遠藤照明は、「光」を通じてさまざまな空間を創造してきました。 その中での経験や現場で学んだノウハウを「家具」を媒体として、インテリア空間への提案および表現に結び付けたいと考えています。これが、AbitaStyleの出発点であり原点です。 世界中の卓越した技術、長い歴史に裏打ちされたリラクゼーションのための構造、素材が深く吟味考慮され たデザイン等、これらのコンセプトを厳しい選択眼で検証し、スピードを高めてデザイン制作に関わっていくこ とこそが重要であると考えています。その空間を考えるとき、誰もが描く「印象に残ったイメージ」、その研ぎ澄まされた感性により近づけるように。 また、それをより具現化することが大切であると考えています。


環境保全を考慮した無駄のない資源活用はもはや常識になりました。
AbitaStyleでは、「素材」の面から継続して環境保全を考慮しています。例えば、革の端材を粉砕し溶剤で固めたリサイクルレザーです。製作段階(加工燃焼時)で有毒ガスが発生せず、ローコストで本革に近い風合いを引き出すことが可能です。また、接着や集成加工技術を駆使し、ナチュラルで正直な素材独特の表情をそのままに活かしている商品もあります。

他にも、レジン(再生ポリプロピレン等)は、再利用が容易であり、幅広い造型表現が可能でもあり、発色性、透明性が高いことも利点として捉えています。また、地球環境を促進する緑化をバックサポートする家具、什器、備品素材も積極的に考慮しています。これらも地球環境における大切な活動の一環だと考えています。

「再利用=リサイクル」においても、積極的に取り組んでいます。AbitaStyle(椅子)の場合(例)まず除菌、消臭後、生地を剥がし型出しを行い、裁断縫製し補修を加え再生することで、家具が本来持っている存在感やイメージを変化させ、新たな息吹を加えることもでき、更には躍動感も出てきます。言い換えれば、購入時の感動を再度提供することかもしれません。

もう一つは、梱包材(主にダンボール)の再利用を実施しています。家具を梱包するダンボールはかなりの量を消費します。また殆どの場合、納品後その役目を終えることが多く、AbitaStyleでは資源有効活用のために海外ケースの再利用を推進しています。再利用することで、1年間に削減されるダンボールは24トン超にもなり、これを杉の木に換算した場合、約190本、CO2排出量換算では約2.6トンの排出削減になっています。尚、配送時における荷扱い、衝撃緩和、容量等も考慮して対応しています。

AbitaStyleでは、イタリアで培われた職人技術、人間工学に基づいたデザインを掘りおこし、自社商品開発をスタートしました。現在では、イタリアだけではなく、各国の選りすぐりのメーカーと直接契約し、数々のデザイナーと親交をはかりながら環境資源を考慮した素材選定、細部まで拘った部材選定をし、何度も検証しながらデザインを開発しています。

トレンド性だけでなく、リーズナブルで高付加価値空間を演出できることがデザイン(開発理念)であると信じ、今後もさまざまなニーズに応える商品と空間を素顔のままで提供していきます。尚、Design:AbitaStyleと記載している商品が対象になります。

また、デザイン評価が高くても、機会損失(在庫が無ければ意味が無い)、価格が合わない(在庫がある)の両天秤を克服しながら納期を提供できるのがAbitaStyleです。「知恵、創意工夫」を習慣化し、「気づき」を謙虚に主張し「感動」し「感動を与える」ことが経営品質でありAbitaStyle(価値)の礎であります。

業務用家具は一般住宅の家具と比較すると、その使用頻度が高く、また不特定多数の利用を考慮した耐久性も求められます。

AbitaStyleでは、独自の厳しい品質基準を設定しさまざまなケースを想定した耐久試験を繰り返し行っています。JIS規格(JIS S1203等)に準じた荷重試験(テーブル等)、椅子等の耐久試験(反復動作を繰り返す過酷試験)を実施し安全かつ信頼性のある商品品質を追求し続けています。

また、注文時における倉庫在庫の出荷においては、再度全数検品し二重三重 のチェックをして出荷しています。製品はお買い上げから1年間の品質保証をしています。また、価格におきましては、世界流通価格(為替変動)の影響と生産拠点におけるインフラの変化、賃金高騰や競争激化、衰退や技術革新も含めて新たな価格見直しをしています。